電車の中で本を読む
娘が来月から高校受験のための進学塾に行くことになった。4月から行くつもりで探していたのだが、もう3月からカリキュラムがはじまるそうで、入塾するなら3月から!という感じで、こちらの都合にあわせては選べないようである。場所が自宅から小1時間かかるので、往復2時間近く、思わず私が、『電車の中で本がたくさん読めそうだね!』というと、『うん。この前買ったDSソフトの中の小説がすぐ読み終わりそうでいいね。』という返事。
えーっ、そういう感覚なのか、とちょっと驚いた。もちろん、本も読むけれど(新刊書とか)ソフトでテキストを読むことがもうかなり自然な感覚になっているのか。娘にはDSもすぐには与えず、ゲームをする時間もかなり制限してきた。携帯電話はもたせていない。なのに、私より使い方に詳しいし、携帯でメールを打つのも早い。お友達が持っているのを、みたりさわらせてもらったりしている内に覚えるようだが、やはり若いので順応性があるのだろうか。OLをやっていた頃は『通勤時間がながいと本が読めていいね』とよく言ったけれど、今の若い人はあまり言わないのかも。旅行に行くときのお楽しみは、好きな本を持っていって普段よりもたくさん読めることです・・・と夏休みの作文に書くこどもだった私には、ちょっとさびしい。というと、娘はさらりと『本で読むのもすきだよ、ママ』